「echo」体験予約については好評につき全ての回が満席となりました。

「echo」:全体概要を公開しました。

About
ダイアログ・イン・ザ・ダーク檜山晃とライゾマティクスリサーチ真鍋大度/石橋素、アンリアレイジ森永邦彦が感覚に関する対話を通して、「echo」をテーマに空間と呼応する服を製作。光を受け取り空間を認識する目とはまた異なる感覚で空間を「みる」体験が待ち受けています。今回の「echo」では目で光を受信してみることとは異なり、服自体が信号を発し、距離を計測することで空間を認知し、その反応が振動として私たち自身に返ってきます。服自体が発信し空間との距離を感じる「echo」を通して、今までに感じたことのない空間の知覚方法を体験、思い巡らす、体験型展示となっています。また、空間を外側から巡ることで、奥に展示された「echo wear」をご覧いただき、服を通して作られた空間を観て楽しんでいただくことができます。

「echo」:全体概要を公開しました。

Exhibition
「echo」鑑賞スペースでは、人間の知覚をテーマに対話と実験を繰り返して制作した服と空間を展示します。振動子を身体の中でも最も振動が受け取りやすい骨に近い部分を中心に4箇所設置し、距離センサーを内蔵した「echo wear」は自らの前後、左右の空間について距離をもとに新たな関係性を作る服となっています。象の鼻テラスの屋上に作られた空間を巡り、「echo wear」の反応を感じることのできる展示を用意しております。

Contents
「echo」体験スペースでは一人ひとり「echo wear」を身にまとい、象の鼻テラスの屋上に組み上げられた空間内を歩くことで、視覚・聴覚とはまた違った方法で空間を知覚する感覚を体験することができます。(体験の事前予約は満席となりました。ごくわずかとなりますが当日券の詳細は後日発表いたします。)距離による振動の感覚を中心に場が設計され、今までにない服と空間の呼応関係を体験することで、新しい視点で空間と身体を感じる場となっています。
本プロジェクトのエコーウェアは旭化成独自技術で開発された、身体に追随し耐久性にも優れた伸縮電線を用いて制作されています。
ロボ電は旭化成の登録商標です。

 

Information
日程:10月7日(金)~9日(日)
会場:象の鼻テラス屋上
タイムスケジュール:
7日 16:00~18:30 / 19:50~21:00
8、9日 16:00~16:30 / 17:30~19:00 / 20:00~21:00
体験時間は上記時間内の約10分です。(体験時間の詳細スケジュールは予約フォームをご覧下さい)
準備の頂くため、予定時刻の15分前にお越しください。

参加費:無料

※集合時間(体験開始15分前)に遅れた場合、体験をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
※雨天時、荒天時は作品の体験ができません。急な雨の場合は予告無く中止させて頂くことがございます。

※上記以外の時間は会場で別のパフォーマンスが行われます。

体験予約:満席となりました。
>>http://paratriennale-echo.peatix.com/
※申込締切:2017年10月6日24時まで

体験に関する問い合わせ:SLOWLABEL
https://www.paratriennale.net/2017/contact/

注意事項:
※お申し込み前にかならずお読みください。
体験に関して
・体験は目を使わずに行います。心配なことや不安なことがありましたら上記問い合わせまでご連絡ください。
・服を着て体験する体験型展示のため、13歳以下の方は体験ができません。
・車椅子の方もご入場可能です。
・服を着て体験していただきます。軽装でお越しください。
・コート、ジャケットをお預かりする場所がございます。
・貴重品は各自でお持ちください。
・服の中にセンサーとデバイスが内蔵されております。扱いにはお気をつけください。

展示に関して
・会場の外側を歩くことで空間と服を鑑賞していただける形となっております。
・会場の奥に展示がございます。お手を触れないようお願いいたします。

空間に関して
・照明や機器には、絶対にお手を触れないでください。
・足場が傾斜になっています。歩きやすい靴でお越しください。

 

About Us
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
みえない、が、⾒える!まっ暗闇のソーシャル・エンターテイメント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』。
世界 41か国以上で開催され、⽇本では1999年より20万⼈以上が体験。参加者は完全に光を遮断した空間の中へグループを組んで⼊り、暗闇のエキスパートである視覚障害者のアテンドのもと中を探検し、⽬以外の感覚をフルに使ってコミュニケーションをとりながら、様々なシーンを体験する。

檜山晃
1980年東京都生まれ。東京都在住。
ダイアログ・イン・ザ・ダークに、2002年からアテンドスタッフとして勤務。

真鍋大度
メディアアーティスト、DJ、プログラマー。2006年Rhizomatiks設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素氏と共同主宰。プログラミングとインタラクションデザインを駆使して様々なジャンルのアーティストとコラボレーションプロジェクトを行う。米Apple社のMac誕生30周年スペシャルサイトにてジョン前田、ハンズ・ジマーを含む11人のキーパーソンの内の一人に選出されるなど国際的な評価も高い。

石橋素
エンジニア/アーティスト。ライゾマティクスリサーチ代表。1975年生まれ。デバイス、ハードウェア制作を主軸にアートパフォーマンス、ミュージックビデオ、インスタレーションなど、多域にわたり活動をしている。2011年『第15回文化庁メディア芸術祭』アート部門優秀賞受賞、同年『Prix Ars Electronica』インタラクティブ部門準グランプリ受賞。

森永邦彦
1980年、東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。バンタンデザイン研究所卒業。2003年、ブランド設立。ANREALAGEとは、A REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代、を意味する。「神は細部に宿る」という信念のもと作られた色鮮やかで細かいパッチワークや、人間の身体にとらわれない独創的なかたちの洋服、テクノロジーや新技術を積極的に用いた洋服が特徴。2005年、ニューヨークの新人デザイナーコンテスト「GEN ART 2005」でアバンギャルド大賞を受賞。2014年、15S/Sよりパリコレクションデビュー。2015年、フランス服飾開発推進委員会主催の「ANDAM fashion award」のファイナリストに選出。2016年、南青山にANREALAGE AOYAMAをオープン。(www.anrealage.com)

 

Credit
クリエイティブディレクター:真鍋大度 (Rhizomatiks Research)
テクニカル・ディレクション:石橋素 (Rhizomatiks Research)
エコーウェア:森永邦彦(ANREALAGE)
プロジェクト・アテンド:檜山晃(Dialog in the Dark)

キービジュアル:武藤将也(NO DESIGN)
エコーデバイス:田井秀昭(Rhizomatiks Research)
空間設計:元木龍也(Rhizomatiks Architecture)
サウンドデザイン:黒瀧節也 (Rhizomatiks Research)
音響 : 田鹿充
エコーファームウェア:浅井裕太(Rhizomatiks Research)
エコーデバイス制作:望月俊孝(Rhizomatiks Research)毛利恭平
テクニカルサポート:石川紗季(Rhizomatiks Research)安河内里菜

什器製作:studio shikumi inc. CopulAプロジェクト

制作:和田夏実(mmm)小松恵美(ANREALAGE)新妻葉子(SLOWLABEL)野崎美樹(SLOWLABEL)倉持 麻利子(Dialog in the Dark)