Venue Plan

会場構成 (象の鼻テラス・パーク全体)

会場構成 (象の鼻テラス・パーク全体)

フェスティバル会場全体をひとつの「謎の生命体」に見立て、その細胞や血管のよう全体に広がる2つの巨大インスタレーション。第1部の創作期間でワークショップを開催し、多様な市民1万人の参加を目指し、制作していく。

井上唯 《whitescaper》

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014にて象の鼻テラス内に展示したインスタレーション作品《whitescaper》が、今回はさらに象の鼻パークへ染み出し、広がっていく。形状記憶の特殊な糸を手で編んでいくことで制作される本作品では、横浜市内、日本各地、アジア諸国でのワークショップや協働制作を目指す。

井上唯《Whitescaper》2014年

井上唯 《Whitescaper》 2014年

井上唯《Whitescaper》作品イメージ

作品イメージ

井上唯いのうえ・ゆい

1983年生まれ。金沢美術工芸大学大学院染織専攻修了。滋賀在住。人が自然と関わるなかで生み出してきた知恵や手仕事に惹かれ、織り・編み・染め・縫い といった手法を主に用いながら、そこに別の視点を引き入れることで、特定の場所に対して新しい何かを存在させるような制作を行う。各地で、滞在制作や、市民参加型の作品制作、ワークショップも行っている。

主な展覧会:「瀬戸内国際芸術祭2016/SOKO LABO」 (香川)、「PORT JOURNEY San Diego⇄Yokohama」2015 (アメリカ、横浜)、「六甲・ミーツ・アート2013 芸術散歩」 (兵庫)、「神山アーティスト・イン・レジデンス 2011」 (徳島)、 「粟島アーティスト・イン・レジデンス 2010 / Autumn」(香川)

番場俊宏(会場設計)ばんば・としひろ

abanba主宰。横浜を拠点に、建築を中心に様々な「もの・こと」のデザインをしています。神奈川県生まれ。東海大学工学研究科修了。2002-2004 C+A。2005-2009 KOIZUMI atelier。2010-abanba(株式会社エイバンバ)設立。主な建築作品:横浜市電保存館しでんほーる。成瀬のオフグリッドハウス。六本木の庫裡。主な受賞歴:神奈川建築コンクール優秀賞「小高町の家(横浜のオフグリッドハウス)」。グッドデザイン賞「小石川の集合住宅」。豊田市都心地区空間デザイン検討業務プロポーザル最優秀賞。

密林東京 植物インスタレーション

植物を使ったデコレーションや空間デザインを手掛ける密林東京の有機的なインスタレーション作品が、パフォーマンスが繰り広げられるステージを中心に会場内に点在する。第1部の創作期間では、本インスタレーションを構成する枝や植物をカラフルに塗っていくワークショップも開催する。

密林東京 植物インスタレーション 作品イメージ

作品イメージ(過去作品)

密林東京みつりんとうきょう

香川県高松市生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒業。卒業後、某大手老舗花屋に就職。店舗にての勤務、ウェディングゲストハウスにて婚礼の装花など。型にはまらずに植物を使いたい。退職後、完全なオーダーメードによる制作を始める。絵の具で絵を描くように、自由に制作をおこなっている。2013年秋、密林東京を発足。

声の矢印、言葉の地図

目が見えない人は何を頼りに街を歩き、何を感じているのか。視覚障害者が感じることを、詩人が言葉に紡ぎ出した案内サイン。2014年のヨコハマ・パラトリエンナーレでも会場内に展示した案内サインが今回も登場。

アーティスト:檜山 晃(ダイアログ・イン・ザ・ダーク)×三角みづ紀
プロデュース: oblaat

 

MIZUNOWA 風のバード × 曽谷朝絵

色鮮やかな水の波紋のようなピクニックシートがメインステージ前に広がる。

※メインステージ中は有料パンフレット購入者の優先観覧エリアとなります。