Performance
スローカンパニー始動!
スローレーベルがこれまで作り上げて来た、市民参加型ものづくりの作品世界が動き出す!?コンテンポラリーダンス、ストリートダンス、サーカス、民俗舞踊など、多様な分野のパフォーマーたちが、老若男女の市民を巻き込み、日常の世界に非日常の世界をつくりだす、自由奔放なスペクタクルショー。2014年は、スローな世界に共感してくれるパフォーマーの発掘を目指し、ワークショップとパレード形式による作品制作を予定しています。
* 「パラトリパレード 2014」の募集情報はページ下部に掲載してあります。

通りすがりの人たちと一緒につくりあげる造形物
2014年特別講師
8月23〜26日
カトリーヌ・マジ(ベルギー)

サーカス的身体と演劇的表現を追い求め、演劇学校やコメディアデラルテの学校に通ったあと、世界一流のカナダのモントリオール国立サーカス学校で学ぶ。ベルギーに帰国後、サーカス創作の環境がない状況に直面し、自ら創作施設「エスパス・カタストロフ」と、カンパニーを立ち上げ、演出家としても活躍。2008年から、知的障害のある人々とのサーカスプロジェクトを開始。

© Céline Sibra

© Baudouin Litt
カトリーヌ・マジによるサーカスワークショップ
ヨーロッパでは、サーカスは「見るだけ」ではありません!体験するサーカス、学ぶサーカス・・・。カトリーヌがプロジェクト「コンプリシテ」を通じて編み出した、とびきり楽しく核心をつくメソッドを体験してみませんか?
- 日時8月23日(土)・24日(日)・25日(月)・8月26日
- 会場JICA横浜 体育館・象の鼻テラス
- 定員20名
詳しくはこちらをご覧下さい:http://www.paratriennale.net/2014/post-88/
9月25〜28日
ペドロ・マシャド(カンドゥーコ・ダンス・カンパニー 共同芸術ディレクター / イギリス)

フランス生まれ、その後ブラジルに移り、イギリスで教育を受けた。ランバン・センターでダンス教育の学士(優等)を得たあと、カンドゥーコ・ダンス・カンパニーに加わり、日本を含む30か国以上で踊り、教え、ダンス表現のレジデンスを9年間行ってきた。また、カンパニーの教育プロジェクトのために2本、その他にも2本のショートフィルムを監督した。2007年4月、スティン・ニルセンとともに、カンドゥーコの創立者で芸術ディレクターのセレスト・ダンデカーの継承者として任命される。のち、カンドゥーコは北京とロンドンのオリンピック・パラリンピック大会に出演することとなる。 ペドロのクラスは楽しく、自由と創造性を伸ばす。誰しも踊ることができ、ダンスが自己認識や気づき、他者との関わりを促進すると信じている。また、ダンスによって障がいを持つアーティストをサポートすること、それがもたらすだろう可能性に魅せられている。



photo by Kouji Hishikawa
ペドロ・マシャド、ダンスワークショップ
北京オリンピックの閉会式パフォーマンス、そして、ロンドンオリンピック、パラリンピック開会式に参加したカンドゥーコ・ダンスカンパニー。2つのオリンピックの式典で出演したペドロ・マシャドが新たな扉を開いてくれる。
- 日時9月25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)
- 会場象の鼻テラス・横浜市民ギャラリーあざみ野 アトリエ
- 定員15名
詳しくはこちらをご覧下さい:http://www.paratriennale.net/2014/post-106/
ダンス部門
Chrissie 喜陽クリシー・キヨウ (イギリス)

ダンサー、振付家。コンテンポラリーダンス、 Matt Mattoxジャズ、アフロ・カリビアンダンスなどを得意とする。 2008年北京オリンピック・パラリンピック閉会式にはカンドゥーコダンス・カンパニーと参加し、ダンス指導や振付を行ったほか、出演も果たす。他にも、プロフェッショナルはもちろん、障害者や子どもなど幅広い対象にダンスを伝えている。
高津会たかつ・かい

ダンサー、振付家。イギリスのOrpheus Centre(障害者施設)で子どもたちや大人にダンスを教え、障害者との交流や創作の経験をもつ。
森田かずよもりた かずよ

二分脊椎症・先天性奇形・側湾症を持って生まれる。18歳より芝居を始める。表現の可能性を日々楽しく考えながら、義足の女優・ダンサーとして活動。「Performance For All People.CONVEY」主宰。近年、子ども達や障害のある人へのダンスやからだのワークショップ講師やコーディネートを行う。第11回北九州&アジア全国洋舞コンクール バリアフリー部門 チャレンジャー賞受賞。
サーカス部門
金井ケイスケかない けいすけ

2002年フランス国立サーカス大(CNAC)卒業後、フィリップ・デュクフレ演出のサーカス『CYRK13』で2年間のヨーロッパツアー。その後フランス人とのサーカスデュオで、5年間ヨーロッパ、中東、アフリカなど36カ国で公演。2009年帰国。ミッフィーCD「パパとサーカス」監修、Tact国際児童演劇祭「TACT2013」参加。舞台、大道芸など、あらゆる場所で奇想天外に活躍中。パフォーマンスグループ「くるくるシルクDX」のメンバー。
くるくるシルク

パントマイムの表現と、ジャグリングなどの技を駆使したサーカスパフォーマンスグループ。3人の男達が、絶妙なコンビネーションとテクニックで笑いと感動の不思議空間を創り上げる。
シェノグラフィー&ミュージック部門
井上唯いのうえ ゆい

1983年愛知生まれ。"織" から始まった興味が、次第に空間へと広がり、特定の場に対してモノをつくることにおもしろさを感じるようになる。また移動生活を楽しむ一方で、ひとつの土地に根差してしかできないことがあることに気づき、湖と山と川に惹かれ滋賀県に移り住む。生活のなかでやりたいことと、制作とが繋がってくるとおもしろいなと思っている。
武田久美子たけだ くみこ

コスチュームデザイナー。多摩美術大学テキスタイルデザイン学科を卒業後、渡英。London College of Fashionの衣装デザイン学科・大学院卒業後、フリーランスの衣装デザイナーとして活動を開始。グローブシアター、バービカンシアター他、様々なパフォーマンスの衣装デザイン、制作をしている。2012年2月末から日本に移り、ダンスパフォーマンスや広告、CMの衣装など活動の場所を広げている。
坂東美佳ばんどう みか

愛知県にて、音楽家の両親のもとに生まれる。東京芸術大学音楽学部にてピアノを専攻。卒業後、他分野への強い興味のもと、渡米。Berklee音楽院にてサウンドデザイン、ボーカルを専攻する。その後、NYへ移住し、NYファッションウィークに携わり、音楽制作を担当。2010年帰国後からは、自身の演奏活動を続ける傍ら、映像とのコラボレーションや、web、ゲームなどへの楽曲提供、英詞提供を行っている。
パラトリパレード2014
これまでのワークショップで練習して来たことをいかし、プロのサーカスアーティストやミュージシャンと一緒にパレード形式で発表を行います。当日は、午前中から小道具や衣装の準備を行い、午後にリハーサルを行った後、パレードに出発します。

開催日 | 9月7日(日) |
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時間 | 11:00-17:00 (内、パレードは16:00-17:00) |
ルート | 山下公園から象の鼻テラス |
対象 | どなたでもご参加いただけます。 *小学生以下は保護者同伴 医師から運動の許可を得ている方のみとさせていただきます。 |
参加費 | 2000円(衣装、小道具代として) |
定員 | 30名 |
スローカンパニー団員募集ワークショップ(終了)
* 「パラトリパレード 2014」の事前ワークショップになります。
リズムにあわせて身体を動かしたり、音あそび、ジャグリング、足なが、と様々なプログラムを用意し、その人の適正にあった表現を探し出していきます。このワークショップに参加した人は、9月7日(日)に開催する「パラトリパレード2014」に優先的にご参加いただけます。

開催日時 | 6月28日(土)、7月5日(土)、7月19日(土)、8月2日(土) 13:30-15:00(5日のみ14:30まで) |
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会場 | 象の鼻テラス |
対象 | どなたでもご参加いただけます。 *小学生以下は保護者同伴 医師から運動の許可を得ている方のみとさせていただきます。 |
参加費 | 無料 |
定員 | 各回 10名 |