2014.09.169/28 ペドロ・マシャド トークイベント
photo by Kouji Hishikawa
カンドゥーコ・ダンスカンパニーよりペドロ・マシャド氏が来日。
障害のある人ない人が作り上げるパフォーマンスとトークイベントを実施。
北京オリンピックの閉会式パフォーマンス、そしてロンドンオリンピック・パラリンピックの開会式に参加したカンドゥーコ・ダンスカンパニー。障害のある人とない人が、同じステージでともに稽古し、作品を創り、発表するー。そんなことが、当たり前になる世界を予感させてくれた瞬間だった。
カンドゥーコ・ダンスカンパニーの共同芸術ディレクターであり2つのオリンピックの式典で出演したペドロ・マシャドが新たな扉を開いてくれる。
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014、最後のパフォーマンスプログラムとしてペドロ・マシャド氏を迎え、4日間の集中ワークショップを実施。最終日には参加者によるショーイングを象の鼻パークにて行います。
またヨコハマ・パラトリエンナーレ総合ディレクター栗栖良依や、これまでヨコハマ・パラトリエンナーレにて多様な参加者とともにワークショップ・パフォーマンスを行ってきたアーティストらと共に、海外での事例などを交えながら今後の展望についてディスカッションを行います。
□開催概要
日時:
9月28日(日)14:00-16:30
入場無料・予約不要
*手話通訳有り
14:00-14:20 ショーイング
14:30-15:00 プレゼンテーション1
栗栖良依(ヨコハマ・パラトリエンナーレ総合ディレクター)
15:00-15:30 プレゼンテーション2
ペドロ・マシャド(カンドゥーコダンスカンパニー共同芸術ディレクター)
15:40-16:30 ディスカッション
パラトリからスローカンパニーへ 〜今後の展望〜
□アーティストプロフィール
ペドロ・マシャド
(カンドゥーコ・ダンスカンパニー共同芸術ディレクター)
フランス生まれ、その後ブラジルに移り、イギリスで教育を受けた。ランバン・センターでダンス教育の学士(優等)を得たあと、カンドゥーコ・ダンス・カンパニーに加わり、日本を含む30か国以上で踊り、教え、ダンス表現のレジデンスを9年間行ってきた。また、カンパニーの教育プロジェクトのために2本、その他にも2本のショートフィルムを監督した。2007年4月、スティン・ニルセンとともに、カンドゥーコの創立者で芸術ディレクターのセレスト・ダンデカーの継承者として任命される。のち、カンドゥーコは北京とロンドンのオリンピック・パラリンピック大会に出演することとなる。 ペドロのクラスは楽しく、自由と創造性を伸ばす。誰しも踊ることができ、ダンスが自己認識や気づき、他者との関わりを促進すると信じている。また、ダンスによって障がいを持つアーティストをサポートすること、それがもたらすだろう可能性に魅せられている。
ヨコハマ・パラトリエンナーレの制作風景などの進捗は、スローレーベルのfacebookで随時公開しています!