NEWS

パラトリ オンラインゼミ 【レポート】メディアラボ公開トーク3「パラ枠をこえる伝え方」

12/02 Wed

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020 コア会期にには、9月からの3ヶ月間、約20名のメディアラボメンバーが計6回のラボを経て考えてきたことの集大成として、乙武洋匡さんをゲストに迎え、メディアラボディレクターで車椅子インフルエンサーの中嶋涼子さんとのトークイベントを実施しました。

大学時代にベストセラー作品『五体不満足』を執筆し、卒業後はスポーツライターとしての活動からキャリアを形成してきた乙武洋匡さん。ひとりの知識人として、活躍の幅を広げ続ける一方で、デビュー以来、知名度がありメディアに登場する数少ない障害者として、どこか、障害者の代表や代弁者としての役割をも期待されていたようにも思います。20年を超える活動歴のなかで、今、乙武さんが考える「つたえる」について聞きました。

当日、取材をしてくれたWEBメディア「パラフォト」さんが、記事を書いてくれました。内容については、こちらの記事をぜひご覧ください。

ヨコハマ・パラトリエンナーレ「パラ枠をこえる伝えかた」乙武洋匡さんが登壇!

新型コロナウィルスによる影響から、スタジオ観覧を中止した公開トークでしたが、関係者として来場可能なメディアラボメンバーは、乙武さんと中嶋さんのトークを会場で見守りました。

社会の中ではマイノリティである障害当事者が自分から発信していくこと。その可能性を感じさせてくれるトークになりました。パラトリ オンラインゼミ メディアラボ全体の活動については、また別の機械にじっくり振り返りたいと思います。

 

*メディアラボ公開トーク1、公開トーク2 、アーカイブ動画を発売中!
(期間:〜2021年3月末日)

メディアラボ 公開トーク1 「越境するつたわりかた」アーカイブ動画
この公開トーク1では、「越境するつたわりかた」をテーマに、東京レインボープライドを盛り上げ、LGBTQ理解を促進するシーンを作ってきた杉山文野さんをゲストに迎え、当事者性を超えて、様々な人を巻き込みながら活動することの可能性を明らかにします。

登壇者:杉山文野(すぎやま・ふみの) NPO法人東京レインボープライド共同代表理事、矢澤修(やざわ・おさむ) 株式会社イースマイリー 代表取締役。

メディアラボ公開トーク2「2020をめぐる変化と今」アーカイブ動画
今夏、東京・竹芝にダイアログ・ミュージアム「対話の森」をオープンし、1999から日本での「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を主宰している志村真介さんと、日本の観光地のバリアフリー情報を提供する英語サイト「アクセスブル・ジャパン」を立ち上げたグリズデイル・バリージョシュアを迎え、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、障害理解や障害のある人の活動に向けられるメディアや視聴者の変化を踏まえ、現在の課題を考えます。

登壇者:志村真介(ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表)、グリズデイル・バリージョシュア(アクセシブル・ジャパン主宰者)
進行:中嶋涼子(車椅子インフルエンサー/メディアラボディレクター)

 

Topへ戻る