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横浜市役所の近くにある小学校から、歩いて会場入りしてくれた、横浜市立みなとみらい本町小学校5年生のみんな。一列になって会場にはいってきた子供たちを、SLOW CIRCUS POJECTメンバー出迎えました。サーカス道具で技を見せたり、道化のようにおどけてみたりと、子供たちをちょっと不思議なサーカスの世界へと誘います。
この日のSLOW CIRCUS PROJECTメンバーは、りえ、ゆい、ひさ、かおり、ふさき&のりこ。サーカスアニメーション「MEG -メグの世界-」にも出演しているメンバーが、作中の衣装とメイクで登場しました。
すると、パラトリテレビナビゲーターの中嶋涼子さんと、オリジナルキャラクターのPちゃんがステージに登場！ 涼子さんが「緊張しないで、たのしくやろうねー！」と、子供たちに声をかけて和ませてくれました。
パラトリテレビの生配信が始まる前にはみんなでカウントダウン。パラトリテレビがはじまる時のいつものジングルが流れると、ステージ上のビジョンがパッと配信場面に切り替わり、会場の様子が大きく映し出されました。
この日のテーマは「全人類アカンパニスト化計画！ 目指せ、誰かのアカンパニスト」。
夏からの連続授業で、アカンパニストとはどんな存在か、どうすればアカンパニストになれるのか、子供たちがこれまでたっぷり考えてきたことを、自分たち以外の人に伝えることにチャレンジしました。
本編の様子はパラトリ公式YouTubeチャンネルから、パラトリテレビのアーカイブ映像をご覧ください。
映像では、子供達の「こんな人、こんな行動が、アカンパニストだと思う！ 日常でみつけたアカンパニスト体験」の発表と、サーカスアニメーションで宇宙の妖精を演じてくれた、両足を事故で欠損したエアリアルサーカスアーティストのエリン・ボールさんとオンラインでつないだやりとりの様子を、栗栖良依ヨコハマ・パラトリエンナーレ総合ディレクターのファシリテーションでご覧いただけます。
積極的に自分の疑問を、まっすぐに栗栖やエリンさんにぶつけてくれた子も。素敵なやりとりがありました。
「両足がないのに、どうしてそんなに頑張れるんですか？」
「義足のある自分も足のない自分も好きなんです。エアリアルをするときに、足がないと体重が軽くて高く上がれることが発見でした。義足で背が高くなれたり、おしゃれをすることもたのしでいます」
画面越しにも美しさと優しさが伝わるエリンさん。「がんばる」よりも、「たのしむ」ことが、観る人に感動を届けるパフォーマンスにつながるのでしょう。
映像をみていると、小さな子供たちの体のなかに、こんなに豊かな発想や気づき、そしてなによりも「好奇心」がつまっていることに、ハッとさせられることと思います。
これを読んでいるあなたも、実は誰かのアカンパニスト。日常でアカンパニスト体験を探してみてください。
